セレクトショップなどで取り扱われていることも多い人気のブランドSCYE/scye basics(サイ/サイベーシックス)。
サイとサイベーシックスの2つあるけど、その違いは何?どんな年齢層にオススメのブランドなの?サイズ感はどんな感じ?など気になる情報を店頭で実際にSCYE/scye basics(サイ/サイベーシックス)を販売していた筆者が徹底解説していきます。
SCYE/scye basics(サイ/サイベーシックス)とは?

SCYE/scye basics(サイ/サイベーシックス)は2000年にスタートしたブランドです。デザイナーの日高久代氏とパターンカッターの宮原秀晃氏が手がけています。
サイベーシックスのポロシャツなどのアイテムでサイのロゴが使われていることから動物のサイをイメージする方も多いですが、実際にはサイ(Scye)は、テーラー用語で袖ぐりの意味を持っています。英国式のテーラリングでアイテムを多く展開するSCYEがテーラリングにおける袖ぐりのカッティングやパターンが洋服の作りの良さに大きく影響することを踏まえて「Scye」というブランド名を冠していることにも洋服づくりへの拘りの深さが伺えます。
個人的には、感性に優れた女性がデザインを論理的な部分に優れた男性がパターンを担当していることで絶妙なバランスでプロダクトできているからこそ、このブランドの良さがあると思っています。
SCYE(サイ)について
SCYE(サイ)は、ブリティッシュなテーラリングを基本にシーズン毎にトレンドを加味したデザインの洋服をプロダクトするSCYE/scye basics(サイ/サイベーシックス)のコレクションライン的な位置づけのブランドです。
シャツなど一部定番アイテムもありますが、殆どがシーズンで発表されるアイテムが多いです。
scye basics(サイベーシックス)について
scye basics(サイベーシックス)は、SCYE(サイ)がコレクションラインとするならベーシックラインという位置づけ。
定番のダッフルコートやTシャツ、ポロシャツ、チノなどのアイテムは基本的にはscye basics(サイベーシックス)で発売されます。
サイベーシックスをセカンドラインみたいな捉え方をして説明されているサイトもありますが、セカンドラインというよりはベーシックな定番アイテムを主に扱うラインです。
SCYEとscye basicsの違いは何?
サイとサイベーシックスの違いについては基本的には同じブランドではありますが、前述したようにSCYE(サイ)はシーズン毎のデザインを提案するライン。scye basics(サイベーシックス)は、定番アイテムをマイナーチェンジで提案するラインと考えるといいと思います。
デザイン的な違いとしては、サイはブリティッシュテイストで構築的でありながらモードな雰囲気を持ったテイスト。サイベーシックスはブリティッシュテイストで比較的カジュアルなテイストという違いがあります。
SCYEとscye basicsはどんな年齢層におすすめ?
SCYEは、20代〜30代にscye basicsは、30代〜50代の年齢層におすすめです。
その理由としては、SCYEはシーズン性のあるデザインでトレンドも加味された洋服なので、20代〜の若い世代にもオススメ。
一方、scye basicsは定番アイテムが多くトレンドに左右されにくいアイテムも多いので、ワンシーズンで着倒すというよりも長く使っていけるモノを選ぶべき30代以上の年齢層にオススメです。
30代の男性にオススメのブランドを知りたいという方はフランスのカジュアルブランドが30代メンズにおすすめな理由の記事もおすすめです。
SCYEとscye basicsのサイズ感は?
SCYEとscye basicsのサイズ感については、商品名に「オーバーサイズ」などの大きめに作っていることがわかりやすく表記されていない限りは、ぴったり過ぎずゆったり過ぎない程よいサイズ感のアイテムを多く展開しています。
SCYEとscye basicsのサイズ表記は?
どちらもUKサイズでの表記なので、SML表記にすると以下のサイズ表記になります。
- サイズ36 → Sサイズ
- サイズ38 → Mサイズ
- サイズ40 → Lサイズ
メンズ、レディースともにサイズ表記は同じなので、サイズ選びの参考にしてみてください。